ズッコケ中年三人組age42 (那須正幹 著 ポプラ社 本体1000円+税)
ズッコケ三人組も42歳になりました。
それぞれの仕事も忙しいです。
それに、子育ても難しいところにさしかかっています。
(結婚していないハカセには、恋の成就を願います。)
中学生や高校生になると、親は子どもの成長について行けずどぎまぎしてしまいます。
また、学校での出来事も段々話さなくなってきます。
今回のテーマは、子どものいじめです。モーちゃんの娘がいじめに遭っているのですが、本人や担任や周りの子どもたちはそれを隠そうとします。
今回のキーパーソンは、馬場先生です。もうじき定年で、病気を抱えています。でも、彼女は、教師としての仕事を自分のスタンスで全うしています。
「あたしはね。ほかの先生と違って、いじめられている子より、いじめている子のほうに興味があるの。……」
もう一つは、ハチベエの父親としての強さです。
校則違反をした息子のために、生活指導の先生に抗議に行く姿は頼もしかったです。しかも、ちゃんと解決策を約束していたのです。
親と子、離れそうでいて、決して離れられない絆で結ばれています。
ふと、小学校時代の恩師のことを思い出した。宅和源太郎という年配の教師で、子どもたちには、あまり人気はなかったが、教師になった今、あの教師の良さをしみじみ感じさせられる。なんというか、子どものことを、とことん信じてくれた。